アパレル求人サイトnavi

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アパレル求人サイトnavi > アパレルの仕事 > アパレル販売職の大変なところ

アパレル販売職の大変なところ

アパレル販売職は楽な仕事じゃない

アパレル販売員

アパレル販売員は一見華やかに見えますが、実は結構大変な仕事だったりします。

「ただ店頭でニコニコして服を売るだけなんて楽そう」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな甘いものではありません。

実際に「思ってた仕事と違った」という理由で離職する人は多いですから、これからアパレルの仕事にチャレンジしたいと思っている方はあらかじめアパレル販売の仕事がどんなものなのかを知っておくことが大切です。

最初からキツイと分かっていた上でキツイのと、楽だと思っていたのに想像以上にキツイのとでは全然違いますからね。

アパレル販売でキツイと思う点

では、アパレル販売の仕事は具体的にどんな所が大変なのでしょうか。

ずっと立ちっぱなし

アパレル販売職は立ち仕事です。裏で作業する事もありますが、基本的には店頭に立って接客するので一日中立ちっぱなしです。

しかもアパレル販売員の服装はファッション優先なので、機能性重視のスニーカーを履いてくる訳にもいきません。ブランドによってはヒールの高いパンプスを履かなくてはいけないので辛いです。

意外と力仕事もある

アパレル販売員は店頭で接客をしたり洋服をたたむだけが仕事ではありません。バックヤードでの商品管理も業務の一つで、商品が入荷したらそれを運んで検品したり、値付けして品出しもします。

こうした作業では重たい荷物を運んだりしなくてはいけないので、体力的に結構しんどいです。体力に自信のある方なら大丈夫ですが、単に店に立ってるだけの仕事と思っていたならキツイと感じるかもしれません。

給料が少ない

アパレル販売職は他の仕事に比べて給料が低めです。アルバイトやパートなら最低賃金のコンビニよりちょっと高いくらい、正社員だと月12万~18万程度でしょうか。

同じアパレル業界でも総合職になると平均月収は25万円程度となりますから、アパレル業界の中でも低い方ということが言えます。

洋服代がかさむ

給料が少ない事に加え、この月々の洋服代が生活を大きく圧迫します。こうした金銭的な辛さが一番大きいと感じている販売員も多いです。

アパレル販売員は基本的に勤務先のブランドの服を着て働きます。レンタルだったり制服貸与のショップもありますが、多くは自分で買い取って着ることになります。

負担軽減のために半額~30%OFF程度の社員割引価格で購入する事が出来ますが、それでも何着も必要になるので負担は大きいです。

人間関係が悪い職場が多い

アパレルは女性が圧倒的に多く、レディースブランドだと女性のみの職場が大半です。女性が多い職場というのは人間関係が上手くいかないことが多いですよね。

しかもアパレル販売職はスタッフ同士が仲間であると同時にライバルでもありますから、売上達成のためにお客さんを取った・取られたのバトルが起こりやすいです。

また店長対他のスタッフという構図になっている職場も結構あって、店長が嫌で離職するケースも少なくありません。

接客でストレスが溜まる

接客業では色んな人と接します。友達のように楽しく会話できるお客さんばかりではなく、中には話し掛けた時に睨んできたり、理不尽な事で怒ってくるクレーマーのようなお客さんもいます。

接客ではいくらこちらが悪くなくても逆ギレはタブーですから、いくら腹が立ってもグッと堪えなくてはいけません。ムカつく客やクレームが続くと精神的にキツイです。

土日休みじゃない

アパレルショップは土日やGW・お正月などの連休時が一番の書き入れ時です。世間の人達が休みの時に忙しく働かなくてはいけないので、それが辛いと感じる人も多いです。

それに平日休みだと彼氏や友達と予定が合わせるのも大変です。

アパレルで一番キツイのは金銭面?

どんな仕事にも多かれ少なかれ辛い事はあります。ですから本当にやりたい仕事なら辛いことにも目を瞑って頑張れるのではないかと思います。

ただ、アパレルならではというか多くのアパレル販売員が辛いと感じているのは金銭面の問題でしょう。

給料の低さは他の仕事でも同水準の仕事はありますが、そこからさらに洋服代が引かれるのは痛いですね。給料の半分以上が洋服代に消えるという人もいるくらいです。

元々服好きな人達ですから、勤務用の服以外にも買い過ぎてしまうという事もあるのでしょう。毎日服に囲まれて、新商品はいち早くチェックできる環境ですから、欲しくなってしまうのも当然といえば当然です。

しかしお金の問題は私生活にも大きく絡んできますから、収入が少なすぎると生活していけません。仕事自体は楽しいのに生活が厳しくて泣く泣く転職する人もいます。

  • 仕事は給料を最重視
  • 浪費癖がある
  • お金を貯めたい

こういった方にはアパレル販売の仕事は向いていないかもしれませんね。

逆に貯金が十分にある方や元々お金をあまり使わないから給料が低くても気にしない方、副業も考えている方、生活がきつくてもアパレルの仕事がしたいという方なら問題なくやっていけると思います。

アパレルで働く人達の悩みで多いことといえば人間関係もあるのですが、これに関しては他の職業でも同じかもしれませんね。仕事の退職理由として常に上位に来るくらいですから。

アパレル販売職はファッションに関心のある方にとってはとても魅力的な仕事です。実際に多くのアパレル販売員がこの条件で勤務しているのですから、仕事が好きであれば何とかなる問題なのかもしれませんね。

金銭面は先ほども言ったとおりちょっと厳しいですが、体力的な辛さは慣れますし、接客業の辛さも慣れれば平気になってきます。平日休みに至ってはむしろこちらの方がいいと思えるようになってきます。

本当の辛さや楽しさは実際に働いてみないとわからないですし、他の人には辛いと思うことも自分はそうでもないかもしれません。

「アパレルの仕事キツそうだな、やっぱ止めようかな」と思っている方は、とりあえず一度経験してみてから判断してもいいのではないでしょうか。